くれいしブログ
2021年1月より、以下の通り担当医が変更となります。
【法界院本院】 和田
【西川原院】 暮石
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
「食育」といえば「なにを食べさせるか」の話題がメインになりがち。でもちょっと待った!「食べる機能」と「意欲」のこと、忘れていませんか?
Q:好き嫌いが多くやわらかいものが好き。
A:「ご飯や納豆は好きでも、野菜やお肉は食べない」など、固形物をなかなか食べない場合、噛む機能が弱いのかも。モグモグと噛む練習に、スティックビスケットなどを奥歯で噛ませ、「シャリシャリ音」を楽しむ体験をさせてあげてください。ハードルを急に上げると抵抗感が増してしまうので、肉や野菜は小さく切ったものから徐々に慣らしていきましょう。
※もしかしてこれが原因?
・噛む機能が弱い。
・新しい食材に抵抗感がある。
・歯の噛み合わせが悪くて噛みにくい。
・歯が生えそろっていない。
Q:食が細くて気が散り、食事に時間がかかる。
A:噛む機能が弱くて時間がかかっている可能性も。スティックビスケットを奥歯で噛む練習がおすすめです。テレビで気が散ったり、食事のときの小言で食欲不振になっているケースも。食べ終わるまで食事を終わらせないようにすると、お子さんにとって食事が苦役になって悪循環に。20~30分で切り上げ、外遊びで気分転換をするなどしてみてくださいね。
※もしかしてこれが原因?
・噛む機能が弱い。
・気が散る環境で食べている。
・食事が楽しくない。
Q:よく噛まずに丸飲みしてしまう。
A:離乳後期からのモグモグ噛む機能が、うまく獲得できていないのかも。離乳食を急ぎすぎたり、逆にいつまでもペースト状のものを食べていると、練習ができずに持ち越してしまうことがあります。舌でつぶせる程度のやわらかさのもの(卵焼きやハンバーグ、煮大根など)を前歯でかじり取らせたり、奥歯で噛みつぶさせたりして、噛む体験をさせてみましょう。
※もしかしてこれが原因?
・噛む機能を十分に獲得できていない。
・せかされて食べている。
・まだ哺乳していて舌の使いかたが未熟。
★「食べる力」は機能+意欲で育ちます!★
食べる意欲をはぐくむコツ
お子さんの食事のとき、親御さんは介助に専念し食事は別というご家庭が多いように思います。ぜひ一緒に食卓を囲み、おいしそうに食べている姿をお子さんに見せてあげてください。お子さんは食べ物に興味を持ち、観察し学習します。「ママがおいしそうに食べてた」と思えば、新たな食材へのチャレンジのハードルはグッと低くなります。「おいしいね」と一緒に食事をして、お子さんの食べる意欲を引き出しましょう。
子どもは生まれたときから永久歯が生え揃う13歳頃までに3回、もっともむし歯になりやすい時期があると言われていますが、ご存知でしたか?この時期のことを「感染の窓」といいます。
むし歯になりやすい時期は3度ある
この感染の窓が開く時期にお子さんの歯をしっかりケアすることは、大切な歯をむし歯から守るために重要です。「感染の窓」というむし歯になりやすい時期は、歯が生えてくる頃と生え変わる頃と言われています。
■乳歯の奥歯が生え揃う頃
年齢でいうと1才7ヶ月から2才7ヶ月の頃です。
大人からむし歯菌が感染しやすい時期でもあります。
■6才臼歯(きゅうし)が生えてくる頃
およそ5才後半から6才頃までです。
この時期に一番奥に生えてくる歯のことを6才臼歯といいます。生えたばかりのこの歯は歯質が弱く抵抗力がありません。
歯肉から顔を出す間際は、特に歯ブラシが歯の表面に届きにくいため注意が必要です。
■12才臼歯が生え揃う頃
12才臼歯とは、一番奥にある6才臼歯よりさらに奥に生える歯のことで、13才頃までに生えます。
歯ブラシが届きにくく、目視で確認しづらい歯です。歯みがきが不十分になりやすく、6才臼歯と同じく生えてくる最中にむし歯になる子も多くいます。
むし歯にさせないためのポイント
子どもの歯を守るためには、以下のポイントが大切です。
- 大人とスプーンなどを共有しない
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にむし歯菌はいません。むし歯菌は大人から感染してしまいます。それを防ぐために、スプーンや箸の共有は避けましょう。食べ物の口うつしも、もちろんNGです。
そしてまず、家族全員がお口の健康に気をつけましょう。
2.甘いものは避ける
むし歯菌を完全に避けることは難しいですが、甘いもの避けることで菌の増殖を防ぐことができます。
また歯によい食材を積極的に取り入れましょう。リンやカルシウムなどのミネラルを多く含むものや、よくかみ唾液がたくさん出るような食品がおススメです。
3.ダラダラ食べはNG
常にお口の中に食べ物があると、むし歯ができやすい酸性の状態に傾いたままになります。食事やおやつはきちんと時間を決めてとりましょう。
4.食後には歯みがきする
むし歯予防には食後の歯みがきが大切です。食べた後は必ずみがく習慣を子どもの頃からつけることは、生涯自分の歯でおいしく食べるためには重要です。
5.仕上げみがきをしましょう
まだ自分でうまくみがくことができない年齢のお子さんはもちろんのこと、一人でみがけるようになっても、小学校中学年くらいまでは仕上げみがきをしてあげましょう。
以上のことに気をつければ、「感染の窓」が開く時期をのりきり、子どものむし歯リスクを下げることができるでしょう。
こんにちは(^^)★
スタッフの原です!
最近お気に入りのフレグランスです(*´ω`*)
暑くて汗かくので臭いが気になります(T_T)
毎日暑いので、熱中症には気をつけてくださいね!