くれいしブログ
~治療中の柔らかレシピ~
- 春キャベツの蒸し焼き●
~葉の巻きがゆるく、柔らかいのが特徴の春キャベツを蒸して焼くことでさらに食べやすく~
- 材料●(2人分)
・春キャベツ・・・・・・・・1/2個
・にんにく・・・・・・・・・・1かけ
・ローリエ・・・・・・・・・・1枚
・オリーブオイル・・・・・大さじ2
・白ワインまたは酒・・大さじ2
・塩・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
・あらびきこしょう・・・少々
- 作り方」●
①キャベツの芯をつけたまま、縦4等分のくし形に切り、にんにくは縦に2.3個に切る。
②フライパンにオリーブオイル、にんにく、ローリエをいれて弱火で熱する。
③香りが立ってきたら、キャベツの切り口を下にして並べフライ返しで押さえるようにして2~3分焼き色がつくまで焼く。
④キャベツをひっくり返し、裏面も同じように焼く。
⑤白ワイン(酒)、塩小さじ1/2、あらびきこしょう少々を振り、ふたをして弱火で4~5分蒸し焼きにして完成(^O^)/
キャベツには、ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU・カリウム・葉酸・食物繊維
体にうれしい栄養素がたくさん含まれています☆
歯科で気づく!閉塞性睡眠時無呼吸
「睡眠時無呼吸」には3つのタイプがあります。歯科が治療を担当するのは、軽度~中等症の閉塞性睡眠時無呼吸です。
睡眠時無呼吸とは、気道がぴたりと止まり酸欠状態になり疲労が回復しないため、体と脳の健康に重大な問題を起こす病気です。
~睡眠時無呼吸になりやすい特徴~
・太っている人…頬や首がふくよかでお口の中や気道が狭いうえ、太ってボリュームがある舌が下がると気道がふさがれやすいです。
・鼻が低い…鼻孔や鼻腔が狭いため閉塞が起こりやすいです。
・お顔と首がほっそり…狭いお口に舌が収まらずに下がり、細い気道をふさいでしまいます。
・扁桃腺が大きい…お子さんに多いタイプ。大人になるにつれ扁桃腺は小さくなりますが、深刻な影響が出る前に切除が必要も。
・鼻が悪い/口呼吸癖がある…鼻が詰まっていたり、お口をあけて寝る癖があると、舌がだらんと垂れさがりやすく、気道がふさぎやすい。
~改善法~
・抱き枕で横向き寝!
・睡眠環境を整える
・鼻呼吸癖をつける
・この機会にダイエット
ご自身のいのちを守るためには、まず閉塞性睡眠時無呼吸の兆候に気づくことから。
くれいし歯科法界院本院は、テナント契約終了に伴い、誠に残念ながら閉院する運びとなりました。
閉院日は3月23日(土)であり、その後は引き続き西川原医院で診療させていただきます。
また、4月1日からは西川原院での診療が日曜日や祝日も可能になります。
何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
院長 暮石 智英
歯みがき粉の成分について
➀脱灰の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
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NaF1450(フッ化ナトリウム1450ppmf) |
最表層の再石灰化 |
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根面う蝕に対応 |
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歯磨剤に1450ppmF配合 |
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*6歳未満不可 |
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NaF(フッ化ナトリウム) |
最表層を再石灰化、反応は急速 |
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歯磨剤(~950ppmF) 洗口剤(~450ppmf)に配合 |
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MFP1450(モノフルオロリン酸ナトリウム) |
表層下の脱灰最深部の再石灰化 |
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歯磨剤に1450ppmF配合 |
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*6歳未満不可 |
||
MFP(モノフルオロリン酸ナトリウム) |
表層下の脱灰最深部の再石灰化 |
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反応はゆっくり |
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歯磨剤(~950ppmF)に配合 |
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②知覚過敏の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
nano HAP(ナノ粒子ハイドロキシアパタイト) |
ナノ粒子で象牙細管を封鎖する |
乳酸アルミニウム |
知覚過敏薬用成分 |
象牙細管を封鎖する |
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KNO₃(硝酸カリウム) |
知覚過敏薬用成分 |
刺激の伝達をブロックする |
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fTCP(リン酸三カルシウム) |
象牙細管を封鎖する |
*フッ素と共存可 |
③ステイン・歯石沈着の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
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ピロリン酸Na(ピロリン酸ナトリウム) |
ステイン・歯石に浸透する |
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歯石沈着の抑制効果の薬用成分 |
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歯面のカルシウムと結合する |
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ポリリン酸Na(ポリリン酸ナトリウム) |
ステイン・歯石に浸透する |
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歯石沈着抑制とタバコのヤニ除去効果の 薬用成分 |
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歯面のカルシウムと結合する |
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PEG系(ポリエチレングリコール) |
ステインに浸透し沈着を抑制 |
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タバコのヤニ除去効果の薬用成分 |
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PVP(ポリビニルピロリドン) |
ステインに浸透し沈着を抑制 |
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タバコのヤニ除去効果の薬用成分 |
④炎症の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
GK2(グリチルレチン酸ジカリウム) β-GR(β–グリチルレチン酸) |
カンゾウ(甘草)に含まれる抗炎症成分 (薬用成分) |
TXA(トラネキサム酸) |
抗プラスミン作用で出血を抑制 |
VE(ビタミンE、酢酸トコフェロール) |
血行促進作用、及び上皮をバリアする機能 と組織を修復する機能を有する(薬用成分) |
ε-ACA(イプシロン–アミノカプロン酸) |
抗プラスミン作用を持ち合わせており 炎症誘発抑制剤としての機能が期待される 急発を起こしやすい炎症に有効 |
お茶と歯の健康
お茶にはフッ素だけでなく、「カテキン」と呼ばれるポリフェノールの一種も含まれており、じつにさまざまな健康効果が認められています。
むし歯予防効果もそのひとつですし、不快な口臭の改善をする効果もあります。
カテキンは直接においの成分と化学的に結合し、油脂などの酸化を抑えるはたらきも
します。
東北大学の研究(2021年)では、緑茶カテキン(EGCG)にはミュータンス菌などのむし歯菌の増殖を抑えるだけでなく、歯を溶かす酸の産生を抑制し、むし歯予防に効果があること報告されました。
さらにこの研究では、歯の表面にむし歯菌が付着することをカテキンが阻止し、
さらなるむし歯予防にもつながるとしています。
緑茶摂取と歯の数
東北大学の別の研究(2020年)では、65歳以上の高齢者24147人(平均年齢74.2歳)の
緑茶の摂取と歯の本数について調べました。その結果、緑茶を1日に4杯以上飲む人は、
そうでない人に比べて約1.6本多く歯が残っていました。
さらに1ヵ月に10人以上の知人、友人に会う人は、そうでない人に比べ、
約2.6本多く歯が残っていました。
日本では誰かと会うときに緑茶を飲む習慣があるため、それも関与していることが
示唆されました。
このように、お茶にはフッ素やカテキンといった有効な成分が含まれています。
ですので、古くから私たちの生活に根付いた食後にお茶を飲む習慣は、じつに理に
かなっているのです。有効成分をより活かすために、お茶を口に含んで数秒間してから飲み込む
「含み飲み」を毎日の生活に取り入れるとよいでしょう。