くれいし歯科法界院本院は、テナント契約終了に伴い、誠に残念ながら閉院する運びとなりました。
閉院日は3月23日(土)であり、その後は引き続き西川原医院で診療させていただきます。
また、4月1日からは西川原院での診療が日曜日や祝日も可能になります。
何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
院長 暮石 智英
くれいし歯科法界院本院は、テナント契約終了に伴い、誠に残念ながら閉院する運びとなりました。
閉院日は3月23日(土)であり、その後は引き続き西川原医院で診療させていただきます。
また、4月1日からは西川原院での診療が日曜日や祝日も可能になります。
何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
歯みがき粉の成分について
➀脱灰の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
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NaF1450(フッ化ナトリウム1450ppmf) |
最表層の再石灰化 |
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根面う蝕に対応 |
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歯磨剤に1450ppmF配合 |
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*6歳未満不可 |
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NaF(フッ化ナトリウム) |
最表層を再石灰化、反応は急速 |
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歯磨剤(~950ppmF) 洗口剤(~450ppmf)に配合 |
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MFP1450(モノフルオロリン酸ナトリウム) |
表層下の脱灰最深部の再石灰化 |
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歯磨剤に1450ppmF配合 |
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*6歳未満不可 |
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MFP(モノフルオロリン酸ナトリウム) |
表層下の脱灰最深部の再石灰化 |
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反応はゆっくり |
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歯磨剤(~950ppmF)に配合 |
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②知覚過敏の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
nano HAP(ナノ粒子ハイドロキシアパタイト) |
ナノ粒子で象牙細管を封鎖する |
乳酸アルミニウム |
知覚過敏薬用成分 |
象牙細管を封鎖する |
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KNO₃(硝酸カリウム) |
知覚過敏薬用成分 |
刺激の伝達をブロックする |
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fTCP(リン酸三カルシウム) |
象牙細管を封鎖する |
*フッ素と共存可 |
③ステイン・歯石沈着の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
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ピロリン酸Na(ピロリン酸ナトリウム) |
ステイン・歯石に浸透する |
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歯石沈着の抑制効果の薬用成分 |
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歯面のカルシウムと結合する |
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ポリリン酸Na(ポリリン酸ナトリウム) |
ステイン・歯石に浸透する |
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歯石沈着抑制とタバコのヤニ除去効果の 薬用成分 |
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歯面のカルシウムと結合する |
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PEG系(ポリエチレングリコール) |
ステインに浸透し沈着を抑制 |
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タバコのヤニ除去効果の薬用成分 |
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PVP(ポリビニルピロリドン) |
ステインに浸透し沈着を抑制 |
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タバコのヤニ除去効果の薬用成分 |
④炎症の抑制
成分名 |
効果・特徴 |
GK2(グリチルレチン酸ジカリウム) β-GR(β–グリチルレチン酸) |
カンゾウ(甘草)に含まれる抗炎症成分 (薬用成分) |
TXA(トラネキサム酸) |
抗プラスミン作用で出血を抑制 |
VE(ビタミンE、酢酸トコフェロール) |
血行促進作用、及び上皮をバリアする機能 と組織を修復する機能を有する(薬用成分) |
ε-ACA(イプシロン–アミノカプロン酸) |
抗プラスミン作用を持ち合わせており 炎症誘発抑制剤としての機能が期待される 急発を起こしやすい炎症に有効 |
お茶と歯の健康
お茶にはフッ素だけでなく、「カテキン」と呼ばれるポリフェノールの一種も含まれており、じつにさまざまな健康効果が認められています。
むし歯予防効果もそのひとつですし、不快な口臭の改善をする効果もあります。
カテキンは直接においの成分と化学的に結合し、油脂などの酸化を抑えるはたらきも
します。
東北大学の研究(2021年)では、緑茶カテキン(EGCG)にはミュータンス菌などのむし歯菌の増殖を抑えるだけでなく、歯を溶かす酸の産生を抑制し、むし歯予防に効果があること報告されました。
さらにこの研究では、歯の表面にむし歯菌が付着することをカテキンが阻止し、
さらなるむし歯予防にもつながるとしています。
緑茶摂取と歯の数
東北大学の別の研究(2020年)では、65歳以上の高齢者24147人(平均年齢74.2歳)の
緑茶の摂取と歯の本数について調べました。その結果、緑茶を1日に4杯以上飲む人は、
そうでない人に比べて約1.6本多く歯が残っていました。
さらに1ヵ月に10人以上の知人、友人に会う人は、そうでない人に比べ、
約2.6本多く歯が残っていました。
日本では誰かと会うときに緑茶を飲む習慣があるため、それも関与していることが
示唆されました。
このように、お茶にはフッ素やカテキンといった有効な成分が含まれています。
ですので、古くから私たちの生活に根付いた食後にお茶を飲む習慣は、じつに理に
かなっているのです。有効成分をより活かすために、お茶を口に含んで数秒間してから飲み込む
「含み飲み」を毎日の生活に取り入れるとよいでしょう。
口臭を効果的に治療・予防したいなら、まずはお口の要因を解決していくのが近道。そのためにはやっぱり歯医者さんです。
お口の病気はしっかり治療しよう!
日ごろから歯医者さんに通っている方は、自然と口臭予防にもなっていると言えますね(^^)
「口臭は、歯科治療で劇的に良くなる」可能性があることをお分かりいただけましたでしょうか。今までずっと悩んでいたけど、ブレスケア製品でごまかしごまかし生活してきたけど… 歯医者さんに行ったら口臭が減った!という方は意外と多いのです。
新型コロナの感染症法上の位置付けが変わったとはいえ、まだまだマスクが手放せない日々が続きます。いつでも自信をもってマスクを外せるお口になるために、今日から歯科で口臭対策をスタートしてみてはいかがでしょうか?1人で悩むよりも、専門家の手を借りる。それが「におわないお口」への近道です(^^)/